子どもの歯ぎしり、心配・・・・ 大丈夫?
夜、寝ているときに「ギリギリ…」という音が聞こえて、びっくりしたことはありませんか?
「歯が削れてしまうのでは?」「ストレスのサイン?」と心配になる保護者の方はとても多いです。
でもご安心ください!
子どもの歯ぎしりは、実は 成長の中でよく見られる自然なこと です🌳
なぜ子どもは歯ぎしりをするの?👧👦
小児歯科の視点から見ると、歯ぎしりにはいくつかの理由があります📝
- かみ合わせを整えるため
生えたばかりの歯は高さや位置がそろっていません。
歯ぎしりは、上下の歯を自然に合わせるための「調整」のような役割を果たします。
- 顎や筋肉の発達の一環
成長期に顎や口まわりの筋肉を使うことは大切です。歯ぎしりの動きもその一部と考えられています。
- 睡眠中の脳や神経の働き
子どもの神経系は発達の途中で睡眠も確立されていません。
眠っているときの歯ぎしりは、その成長過程に関係しているといわれています。
このように、多くの場合「病気」ではなく ”成長のサイン✨” なのです
いつ注意が必要🤔?
ほとんどは自然に落ち着きますが、次のような場合は歯科でのチェックをおすすめします。
- 永久歯が大きく削れている
- 歯や顎に痛みがある
- 顎の関節に「カクカク」と音がする
このようなときは、歯の保護やかみ合わせの確認が必要になることがあります。
子どもの歯ぎしりは、多くの場合 ”自然におさまるもの” ですが成長過程では歯ぎしりしたりしなかったりが続きます。
心配しすぎる必要はありませんが、「歯や顎に負担がかかっていないか」を見守ることは大切です。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください😊
むし歯や歯並びだけでなく、お子さまのお口からの成長をサポートし、
皆さんと一緒にお子さんの健やかな成長を見守っていきたいと思っています✨👦👧👶👦👧✨